片岡:当時、苦しい時や辛い時は、寮の屋上へ上がって皆で泣いていた。

「しんどいなァ」「辞めてやろうかな」とか愚痴をいってね。

でも立浪だけはそんな時でもマスコットバットを振っていた。

ある時、僕が実家の京都のほうを眺めながらしみじみ泣いていると、立浪がやって来て

「片岡、そっちは和歌山や。京都は反対や」と教えてくれた。

お前、どんだけ冷静やねんと思ったね