約242ヘクタールの広大な土地区画整理事業

横浜市は「旧上瀬谷通信施設地区」の区画整理事業において、観光・賑わい地区の事業予定者に三菱地所を選定したことを発表した。
旧上瀬谷通信地区は横浜市内でも北西にあるエリアで、大和市や町田市などに近い。
来場者数の目標は年間1,500万人
三菱地所が計画しているのは「ジャパンコンテンツと最先端のジャパンテクノロジーを活用した次世代型テーマパーク」だ。
現存するテーマパークを引き合いに出すならば、日本のコンテンツにこだわったユニバーサルスタジオジャパンのようなイメージだろうか。
上記の図の中には新たな交通と新駅というものが描かれており、土地区画整理事業の構想では、相鉄線の瀬谷駅からLRTやモノレールなどの導入を図るとされている。
三菱地所の構想では、駅前ゾーンと公園隣接ゾーンにそれぞれ商業施設を設けることになっており、こちらも集客を期待できそうだ。
開業時期は2031年頃で、開業時の総来街者数は年間約1,200万人が見込まれている。そして、段階的に年間1,500万人越を目指すという。
ちなみに、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの発表によると、2023年3月期の合計来園者数は約2,208万9,000人だ(ディズニーランドとディズニーシーの合計)。
新施設の来街者数が計画通りとなれば、首都圏のテーマパークとしては東京ディズニーリゾートに次ぐ規模となるだろう。

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