なぜ「ワークマン離れ」が起きているのか…快進撃を支えてきた「カジュアル路線」に潜む意外なリスク
11/15(水) 14:17配信
プレジデントオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/431533e906641ad1364e26324e5696419491e0e4

作業服チェーン「ワークマン」の勢いに陰りがみえつつある。売上高や客単価は上昇を続けているが、今年4月から10月までの既存店客数では、猛暑だった7月を除いて前年割れとなっている。ライターの南充浩さんは「原因のひとつは『職人客離れ』だろう」という――。

ワークマンの元々の店舗は幹線道路沿いや郊外に立地し、個人経営の小規模なフランチャイズがほとんどでした。そこに買いに来る職人客も店舗ごとにほぼ決まっており、着古しては定期的に買いなおすという購買行動だったと考えられます。

しかし、近年のカジュアル用途でのワークマン人気の盛り上がりによって各店舗にカジュアル客が押し寄せ、店内が混雑していたり、駐車場に車が止められなかったりということが増えました。また、カジュアル需要の急増によって品切れ・品薄状態も増えました。こうしたことが不満となって職人客離れが起きつつあるようです。