愛知県尾張旭市立東中で10日、2年の男子生徒が教諭の給食に下剤を混ぜ、食べた担任の40代女性教諭が救急搬送されていたことが11日、学校への取材で分かった。生徒は、いたずらで入れたと認め「申し訳なかった」と話しているという。

同校によると、生徒は担任と副担任に準備された給食のうち、一方の豆乳鍋のおわんに下剤2~3錠をつぶして入れた。下剤が入った方を食べた副担任が「口がひりひりする」と違和感を訴え、病院に運ばれた。体調に問題はなかったという。

教諭は食べる前に、おわんが大盛りだったため一部を容器に戻しており、おかわりした別の生徒3人も不調を訴えたが、病院には行かずに帰宅した。

同校がこの学級の生徒に個別に聞き取りを行った結果、男子生徒の一人が下剤を食器に入れ
教諭の配膳盆に置いたことを認めたという。市販の下剤を購入し、つぶして入れたといい、
「いたずらで入れた。反省している」と話しているという。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23380300R11C17A1CN0000/