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www3.nhk.or.jp/news/html/20231117/K10014261101_2311171358_1117140536_01_04.jpg

これを受けて、グミを製造した会社が17日、大阪市内で記者会見を開き、販売の経緯などを説明しました。

会社によりますと、グミは気分の向上やリラックス効果などを目的にことし4月から製造を始め、インターネットや一部の店舗で販売しているということです。

グミには「HHCH」という成分が含まれていて、会社は厚生労働省の許可を得て輸入している業者から、仕入れたものだと説明しています。

販売する際は、20歳以上であることを確認しているということです。

一方、会社にはグミを食べた人が気分が悪くなり、おう吐するなどの報告がことし4月以降、あわせて10件前後寄せられているということです。

会見で、松本大輔 代表取締役は「会社のホームページでは未成年者などの使用は控えるよう注意書きをしている。それにもかかわらずこのようなことが起きたのは遺憾だ」と述べました。

そのうえで「今回、未成年者に配布されるなどしたことは許される行為ではなく、業界全体で注意していきたい」と話していました。

一方、武見厚生労働大臣が、成分が特定されれば類似するものも含めて、指定薬物として流通させることや所持することを禁止する方向で検討する考えを示したことについては「愚策だと思う。規制すればするほど新しい成分が開発されるので、私としては反対だ」と述べました。