巨人が2位指名した瞬間、他球団は舌打ち…26歳、森田駿哉投手はオールドルーキーではない理由
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年齢のことだけが話題に挙げられるのは不本意だろう。なぜなら森田の左肩は「登板しなかった4年」をのぞけば、実質「22歳」という見方もあるのだ。

「会場で森田の名前がアナウンスされたとき、『チェッ』と舌打ちが聞こえました。どこの球団なのかは分かりませんでしたが、巨人以外でも森田の指名を密かに狙っていた球団があったようです。阿部巨人のドラフト戦略の勝利と言っていいでしょう」(NPB関係者)

「23年のみで評価したら、埼玉西武に1位指名された武内夏暉(22=國學院大)よりも上。アマチュア球界ナンバー1のサウスポー」(在京球団スタッフ)

 との評価もあった

「多くの球団は即戦力と見て、4位以下の下位で指名できると踏んでいました。26歳、社会人5年目でなければ、1位候補になっていたでしょう。やはり年齢がネックになっていたようです」(社会人野球チーム関係者)

「下位での指名を狙っている球団も多い」と、他球団の動きを察した巨人は指名順位を繰り上げた。もっとも、巨人サイドは少し異なる評価もしていたようだ。

「左肩はすり減っていない。プロ入り後は長く第一線で投げてくれるはずという、スカウトの報告があり、その根拠として、森田の選手歴を丁寧に調査したのです」(球団関係者)