コンクリート研究者「野球の投手が投げる重い球とは一体なんなのでしょうか?」
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野球の投手が投げる球で、「重い」という表現がよく使われます。
「重い球」と「軽い球」があり、重いとは「球威」があるような意味らしいです。この「球威」というのも、よくわからない言葉です。 物理的に、投げられた球の性質として考えられるのは、速度と回転の2つ。
速度とは、スピードガンなどで測定される移動の速さです。回転は、回転軸の方向と回転数の2つの要素があります。 一般に、回転している球体は、回転と同方向へ逸れようとします。
これが、いわゆるカーブです。野球には、スライダとかシュートとかいろいろな変化球がありますが、ようは回転軸と回転数の違いに集約されます。 直球というのは、進む方向に対して、球がバク転をするような方向に回転(バック回転と呼びましょう)しています。
この回転によって、カーブと同じ理屈で、球は上方へ曲がろうとします。もし無重力の場所で投げれば、球は上に変化します。 でも、地上では重力が働いているため、球は常に下方へ落ちますから、このバック回転が、落ちるのを遅らせる効果として現れます。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています