話題の“電気がいらない”炊飯器。新聞紙と火だけでごはんが炊ける? 開発背景を聞いた

米と水以外に必要なものは、「新聞紙」と「火」だけ。かまどを使った炊飯器が開発された背景には、「防災用品として使い、災害に備えてほしい」「災害時でもおいしいごはんを食べてほしい」という開発者の思いがあった。

炊き方は至ってシンプル。まず、新聞紙を割いてねじり棒状にしたものを、かまど下部にある2つの穴に左右交互に入れ、着火ライターで火をつけるという作業を所定のタイミングで繰り返すだけだ。

白米では、5合まで炊くことができ、必要な新聞紙は1部。牛乳パックを使って炊くこともできる。