安全性が気になる成分B紅麹色素

紅麹色素は、赤い色を付けるための着色料です。

麹と聞くと聞こえはいいですが、ベニコウジカビというカビの一種で、ベニコウジカビの培養液から抽出された食品添加物です。

日本や中国、台湾では食品の着色料として認可されているため、人間の食品に普通に使われていたり、紅麹サプリなど人気を集めていますが、アメリカやスイスでは使用が禁止されているほか、フランスやEU諸国では注意を呼びかけているものです。

慢性的な毒性があると考えられているため、何年、何十年と体内に蓄積されていき、徐々に内臓疾患を引き起こす可能性があります。

猫は赤い色を識別することはできないので、赤色の着色料を使う意味は人間の見た目を気にしているのかもしれませんね。