俺はカイエンがすごいかっこいいと思うんだ。

目の前で多くの仲間が殺されてさ、家族まで殺された。そんな帝国に対してカイエンはほとんど何もすることができないんだよ。
確かに小さな基地をめちゃくちゃに出来たさ。だけどそんなの何の慰めにもならない。そんなんで仲間と家族の恨みなんてはらせるわけがない。
帝国との和平会議なんて本当はめちゃくちゃにしたかった思う。一体どんな思いであの会議を受け止めたのか、すごい葛藤があったと思う。

挙句の果てには帝国の象徴とも言えるようなガストラとケフカに目の前で世界を破壊されるんだよ。
歯を食いしばって我慢した和平は何の意味もなく、無残にも再び大切なものを目の前で奪われる。
どれほど悲しかっただろう、どれほど無念だったろう、どれほど悔しかっただろう。これだけで俺は泣きそうになるよ。

崩壊後さ、カイエンは自分のことわしって呼ぶんだ。せっしゃじゃないんだよ。俺はこれもすごい悲しかった。
きっとカイエンはもう戦士である資格がないと思っちゃったんだろうって。全然そんなことないのに、すごいかっこいい戦士なのにさ。
カイエンはどれほど自分を責めたんだろうか?

でも悪夢をこえて迷いを払った後カイエンは自分のことをせっしゃって呼ぶんだよ。
自分の信じる道をすすもう、戦おうって決めたんだと思う。

カイエンはかっこいいよ。
目の前で大切なものを何度も壊され自分を責め続け、立ち上がれなくなりそうになりながらも戦うことを決意し立ち上がるんだから。

ちょっと酔いすぎてしまっていて長文を書いてしまった。ごめんなさい。でも俺はカイエンが本当に好きなんだ。