チームが1-3とビハインドを背負った8回からのマウンドに立った上沢は、先頭打者のホルヘ・ソレアを三邪飛に切って取ると、続くウィルマー・フローレスを三飛に仕留める。これで勢いに乗った背番号39は巧打者マイケル・コンフォートからメジャー初奪三振をマークした。

 9回も続投した上沢は小気味いい投球を続け、相手主砲マット・チャップマンを含む打者3人を内野ゴロに切って取った。この日は投じた19球のうち14球がストライクという安定感抜群の内容。試合後にレッドソックスも「メジャーデビュー戦で2回以上投げた日本人投手で、1人の走者を出さなかったのは史上初」と公表。まさに歴史的なマウンドとなった。

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