26歳も年下の、親子ほど歳の離れた水商売の女性と「真摯な恋愛」をして、まともに付き合えると思っている50代男性は、ちょっと「どうかしている」のではないだろうか。
あるいは、社会常識や論理的思考力、相手の立場に立ってものを考えるといった知性が欠落していると言わざるを得ない。

SNS上では、和久井容疑者の父親の言葉を鵜呑みにした上で、和久井容疑者への同情心を募らせている人が非常に多い。
が、父親の話というのは加害者側の一方的な言い分に過ぎない。

被害者から見れば「一方的に恋愛感情を募らせて、関係が破綻したらあげたものを返せと迫ってきたヤバい奴」でしかなかっただろう。
言うまでもないが、一般的に「あげたものを返す義務」は存在しない。

生前の平沢さんに対して詐欺罪が適用されていないということは、平沢さんの行為は結婚詐欺なんかではなく、法的には問題なかったということだ。
ネット空間はとかく「被害者叩き」に流れやすい。被害者叩きをしている人たちを、心から軽蔑する。