「日本はすごい国」昭和人間が過去の栄光を忘れられない理由

昭和人間にとっての「世界の中の日本」は、バブル期のイメージを引きずっています。

世界有数の経済大国で、勤勉さではどこにも負けない国で、欧米先進国から一目置かれていて、アジアのリーダーとして周辺諸国に「憧れ」を抱かれていて……。

もちろん、現状はぜんぜんそうではありません。昭和人間も「最近は違うらしい」と気づいています。しかし、染み付いたセルフイメージは、なかなか変えられません。