店内では“わくちん”と呼ばれていた彼の本性があらわになったのは、2022年の初旬ごろ。A子さんが上野の湯島エリアにキャバクラ「C」をオープンしてから1カ月ほど経ったころだったという。

「ある日を境に、深夜の1時に店が閉店しても和久井はソファから立ち上がらずに、『アスカ(A子さんの源氏名)と帰れねえなら俺は帰らねえぞ!』と怒鳴るようになったんです。周りのボーイが止めても『触るんじゃねえ!』と激昂しだす始末で、110番することも増えていって。