・舞台は安土桃山時代(1579年から1584年)
・弥助は肉弾戦中心、奈緒江はステルス中心の特性の異なるゲームプレイが楽しめる
・どちらの主人公で攻略するか選択する場面が何度も出てくる
・二人の主人公による新しいストーリーテリング
・奈緒江はパルクールだけでなくグラップリングフックでの移動が可能
・うつ伏せの姿勢が導入
・マップの規模はオリジンズに近いが縮尺比率が変わっているので城や森などは大きく感じられる
・グローバルイルミネーションをリアルタイムで処理出来るようになったので主人公の影に敵が気付くようになった

↓弥助が主人公に選ばれた理由

――忍者の奈緒江をオリジナルキャラクター、侍の弥助を歴史上の人物にした理由は?

JONATHAN 日本ではよく知られていても、少なくとも北米では小作人や農民の話、彼らに何があったのか、
忍者はどこから生まれたのかなどはあまり知られていません。

 そこで伊賀出身で、ミステリーに包まれた人物を登場させることにしました。
この地域の歴史的人物を検討しましたが、ミステリアスに感じられるほうがいいので、
実在したかどうかが定かではない人物として奈緒江を考えました。

 弥助については、まず“私たちの侍”、つまり日本人ではない私たちの目になれる人物を探していましたが、
これは当初からポルトガル人渡来にまつわるストーリーが、日本の危機を語る際に非常にすぐれた方法だと考えていました。
チームはこの弥助というキャラクターを気に入ってくれましたし、彼を使って日本を発見することが期待できると考えました。

 すでに日本の社会にいる侍からスタートすれば、私たちが必ずしも知っているわけではない概念も持ち合わせており、非常におもしろく好奇心をそそるキャラクターになると思いました。そして彼に何が起きたのか、興味も湧きます。すでに歴史に根付いたキャラクターとしてスタートし、彼に何かが起きるのかがわかっていくので好奇心をくすぐられるわけです。