>>77 これほんとすき
>尾張藩家臣、朋飼佐平治は雨傘を差して路上を歩いている際に町人と突き当たった。佐平治が詫びを入れるよう咎めたのにもかかわらず、町人は無視してそのまま立ち去ろうとしたので、佐平治はそれを無礼とみなし町人を手討ちにしようとした。しかし佐平治は無防備の町人を手討ちにするのは武士の名折れだと考え、自らの脇差を相手に渡して果たし合いの形式をとろうとしたが、町人はその脇差を持ったまま逃走し、「余れ佐平治をふみたり(打ち負かす)」とあたかも自らが脇差を勝ち取ったかのごとく触れ回った。悪評を立てられた佐平治は、雪辱を必ず果たす旨の書置を残し、武士の体面を守るために町人の家を突き止め妻・子供もろとも撫で切りにし、血筋を根絶やしにした[7][8]。この一族を茅島という