Jacob氏によれば『フォートナイト』の登場以前の買い切りゲーム販売は、映画業界のようにリリース日を決めてそれを守り、その前後の週に発売されるタイトルを競合相手として想定するだけでよかったそうだ。
同時期の発売タイトルからゲーマーの使える時間やお金を仮定し、リリース後の2週間でいかに多く定価で販売するかといった戦略がとられていたという。
ゲーマー側も遊んでいた最新作を終えると、次のゲームに移行するサイクルをとっていたとのこと。

しかし現状では『フォートナイト』や『Call of Duty: Warzone』などの台頭により、新作買い切りゲームの販売にあたっては、常にコンテンツが拡張されていく基本プレイ無料のライブサービス型ゲームへの対抗が必要になっているとJacob氏は説明。
またそうしたライブサービス型ゲームが盤石な地位を築き上げているため、巨大な資本をもった企業でもなければ新規参入さえ難しいと考えているそうだ。