東京 新宿タワマン殺人事件 “女性がライブ配信で自分を批判”
2024年5月28日 6時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240528/k10014462601000.html
今月、東京 新宿区のタワーマンションの敷地内で、25歳の女性がナイフで刺されて死亡した事件で、逮捕された容疑者が事件を起こしたきっかけについて「直前に女性がライブ配信で自分のことを批判しているのを見た。会って話ができればと思い、家の近くまで行った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
今月8日の午前3時すぎ、新宿区にあるタワーマンションの敷地内で、住人の平澤俊乃さん(25)がナイフで刺されて死亡した事件で警視庁は、平澤さんが以前経営していたガールズバーの客、和久井学容疑者(51)を逮捕し、殺人の疑いで捜査しています。
これまでの調べで、平澤さんは自宅を出てマンション1階にあるコンビニに立ち寄った際に、待ち伏せしていた容疑者に襲われたことがわかっていて、容疑者は「経営を応援するために出した1000万円以上を返してもらうつもりだった」と供述しているということです。
その後の調べで、事件を起こしたきっかけについて「直前に平澤さんがインターネットのライブ配信で自分のことを批判しているのを見た。お金を返してもらうために会って話ができればと思い、家の近くまで行った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
和久井容疑者はライブ配信を視聴していることを平澤さんに気付かれないようなアカウント名を使っていたとみられ、警視庁は事件に至る詳しいいきさつを調べています。