就職氷河期に起因する不安定な非正規雇用は結婚を諦める人を増やし、少子化に拍車をかけます。
非正規雇用で低所得の期間が長期化すると、将来的には低年金・無年金問題にも直面します。
引きこもりで生活費を親の年金所得に依存している場合、親が亡くなると所得が途絶え生活保護に陥る可能性が高くなります。

就職氷河期世代は団塊ジュニア世代に当たり、約1700万人と人口規模が大きいのが特徴です。
この世代には正規雇用を希望しながら不本意に非正規雇用で働く人が少なくとも50万人いるとされ、就業を希望しながらさまざまな事情で
長期間にわたり求職活動をしていない人や引きこもり等の人を含め、政府の支援対象は100万人程度に上ります。

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