因みに珊瑚海海戦で中破した空母ヨークタウンが航海しながら修理してミッドウェイに間に合ったり
ミッドウェイ海戦で爆弾を何発も受けたエンタープライズがダメージコントロールで持ちこたえて飛龍を沈めたり
レイテ海戦ではサマール沖で日本の戦艦に散々追い回されて何発も直撃食らった米軽空母がそのまま逃げ切ったりと
アメリカの軍艦、特に空母は異常な打たれ強さとダメージコントロール能力を持っているように思えるが
これは米海軍作戦海域の天候と日本海軍との建艦思想の違い

アメリカの軍艦は駆逐艦に至るまで復元性が低く、空母に至っては開放式の格納庫を採用しているので
艦形の割りに戦闘力が高く、日本の空母より多くの艦載機が積めるし被弾にも強く少々の爆撃でもすぐに復活する。
しかし荒天に弱く南太平洋のような海域で台風に遭遇するとバンバン沈んだ

日本海軍は友鶴事件の教訓で何よりも荒天性能と復元性を重視していたので、米軍の様に台風で沈んだ艦は無い