https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_9822/


ところが、狂気な人格は時として、ギリギリアウトになることもある。事件が起こったのは、5年ほど前。現場は、大阪ミナミにある芸人の常連居酒屋だ。

その夜は、店の拡大移転を祝して、大勢の芸人が宴を開催。すると、宮迫が動きだした。最初のターゲットは、バッファロー吾郎の木村。
割り箸で頭を刺され、噛みつかれ、濡れおしぼりで攻撃されて、平手打ち。さらに、偶然落ちてきたサイン色紙の角で頭を突かれ、目に梅干しを入れられた。

第二の犠牲者は、たむらけんじ。1万円もしたお気に入りのTシャツを破かれ、体をライターで炙られた。再び割り箸で頭を刺され、押しピンまで当てられた。

事件はいよいよ佳境へむかう。
メインターゲットは、ブラックマヨネーズの小杉竜一。芸人の間で有名だった「コンハブ」(肛門にはぶらしを刺すゲーム)をするため、逆襲に転じたたむけんは、「小杉の肛門に豚肉とハブラシ詰めこむ」とニヤリ。次の瞬間、小杉の肛門から生の豚肉とはぶらしの先が…。
この一部始終を『やりすぎコージー』(テレビ東京系)で放映すると、上層部が激怒。社を巻き込んでの一大騒動となり、打ち切り寸前になった。のちに、番組は終了。
この事件が大きな加点材料になったのかは不明だが、宮迫のドSはこの一夜で浸透したことは、確かである。(伊藤由華)