アメリカの20歳未満の死因において、初めて交通事故関連を抜いて銃器関連が第1位となったことが、ミシガン大学の研究チームによって発表された。同研究チームが米国疾病予防管理センター(CDC)などの資料を分析した結果、殺人や自殺などに用いられた銃による若者の死亡は、2020年に前年比約3割増の約4300件となり、交通関連死の約3900件を上回ったという
◆車社会で、かつ銃社会である米国を考えればどちらがトップでもおかしくない。両方に対しては、どのようなワクチンでも予防できず、いかなる薬でも治せないので、米国では対応に苦慮しているだろう
◆ところが、3番目の死因は薬物関連の約1700件で、前年比約8割増だというから驚く。厚生労働省の人口動態統計によると、日本における20年の若者の死因は、悪性新生物、不慮の事故、自殺が上位を占めている