小池百合子氏、子宮全摘出を公表「赤ちゃんの声に喪失感を覚えた」 子育て支援へ思い 蓮舫氏らも支援公約

 東京都知事選(7月7日投開票)に立候補した現職の小池百合子知事が、20日までにSNSを更新。過去に子宮筋腫により子宮を全摘出したことを明かし、出産・子育て支援への思いを述べた。

 「40代の頃に子宮筋腫が見つかり、子宮を全摘出しました」と告白した小池氏。「正直、手術直後は隣の産科から聞こえる赤ちゃんの声を聞いて喪失感を覚えたものです」と本音を漏らした。

 続けて「でも、だからこそ“産みたい”と思っている人をサポートしたい」と主張。「これからも無痛分娩費用の助成など、妊娠出産の経済的負担を軽減していきます」と思いを述べた。

 東京都知事選は、安芸高田市の石丸伸二前市長、小池百合子東京都知事、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、蓮舫参院議員の4人が19日に東京・日本記者クラブで共同記者会見に出席した。都知事選にはほかにタレント清水国明氏、発明家ドクター・中松氏ら、50人以上が立候補するとみられている。

 子育て支援に関しては、蓮舫氏が「子供が多くいる住民税非課税世帯への家賃補助」を公約に掲げ、注目を集めている。

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/06/20/kiji/20240620s00042000085000c.html