「グラドルは男の性欲に基づいた職業。人生そのものに精子がかかってる」

そんな言説をよどみなく披露するのはソーシャルメディアコメンテーターの常滑清隆(24)氏。新進気鋭の論客で、昨今メキメキと頭角を表している。彼は先日、自身が主戦場としているフォロワー数58万人超えのSNS上でグラドルに対する自説を展開した。

「グラドルは男の性欲に基づいた職業。人生そのものに精子がかかってる。それなのになぜか男を見下すグラドルも最近チラホラ見かける。男がいなければ生活できないのに、なにか勘違いしているのだろうか。あれはよくないよね」

彼の人気の秘訣である、歯に衣着せぬ痛快な言い回しだ。実に常滑氏らしい論理展開である。しかし、この痛烈な持論に一人の現役グラドルが反論した。この二人による論争の決着は依然としてついておらず、ネット上ではこの現役グラドルと常滑氏との間で熱い舌戦が繰り広げられている。

バストは111cmのLカップ、ヒップも100cm超えの現役JKグラドル・毒島狂子(19)さんは常滑氏の意見に噛み付いた。水着撮影などのグラドル活動に加えて、豊満な胸を惜しみなく揺らしながら行うゲーム実況配信やロボットアニメプラモデル製作の様子を配信をする姿がSNS上で話題となり、そこから火がついた人気グラドルである。

毒島さんは語る。

「グラドルが男の性欲に生かされてるという認識は完全に誤りだと思う。グラドル活動は私にとっての自己表現であり、自分の魅力を最大限に引き出せるからやっていること。あくまで自己表現が先にあるのであって、それに対して男の需要があったとしても、それは私の自己表現に追随しているかたちでしかなく、私の写真集を見れることにむしろ感謝するべき。私には私の誇りがある」

常滑氏の“グラドル人生精子ふりかけ論”に真っ向から反論した形である。毒島さんによる“異議”が話題になると、常滑氏もこれに即座に反応した。

「彼女がグラドル活動を自己表現であると主張するならばそれは否定しないが、男が存在して初めて成り立つ自己表現なので反論になってない。結局、男が求めないと経済活動としてやっていけないことに変わりはない」

常滑氏が「結局、男のおかげ」と言えば、毒島さんは「女性ファンもいるから。それに私はゲーム配信でも成功している」と返す。

二人の言い争いはまだまだ終わりが見えそうにないが、この論争をきっかけとして、ネット上ではSNSを中心にグラドルについてさまざまな意見が飛び交っている。その一部を下記に紹介しよう。

「たしかに男の性欲が無ければグラドルという職業は成立しない。グラドルは毎日、男に感謝しながら生きるべき。お金を使うときもそのお金には見えない精子がかかっていることを忘れないように」

「グラドルは女性として他の個体よりも優れているからそれを天職にしているだけで、その優れた肢体を武器にしてお金を稼ぐことを批判されるいわれはない。グラドル批判というものは結局、モテないメスの嫉妬によるものだと思う。生物学上の男が批判することもあるが、それは心のメスが嫉妬しているだけ」

「グラドルが無駄に男の精子を搾り取るから、男女間での交尾・出産の機会が損なわれている。グラドルがいなければ少子化も改善されるだろう」

グラドルが誕生してはや40年。今では当たり前となった特別な存在をあなたはどう思うか?国民全員が今一度、グラドルの存在価値というものを再考してほしい。

https://news.yanoo.co.jp/articles/e92ac1e6abb7d251d3f9a2483264510a54392170