低反発球がV2、V3へと導く。中日は西武黄金時代をなぞる? https://number.bunshun.jp/articles/-/78642

投高打低の中日野球を支える“策略”のルーツは西武にあり。

 そして中日がかつての西武ばりにルールで許される“策略”を用いているもう一つに、ボールの管理の仕方があると言われている。

 反発力を落とすために、試合の使用球を冷蔵庫に保管しているというのだ。

 2010年のチーム防御率3.29はリーグトップだが、チーム打率2割5分9厘はリーグ5位という投高打低のチーム。自軍の投手を有利に導き、打線は犠牲にしてもいかに打者不利な環境を作り上げるか。そのためにこうして様々な策を用いる。そのすべての指揮を執っているのが、実は西武をルーツとする森ヘッドだと言われている。