実は値上げには大きく2種類あるんだよ
一つ目から書くね

1、原材料の高騰分だけを上乗せする最小限の値上げ
いわゆるコスト吸収型の値上げ
値上げを極端に嫌がる日本の企業が30年やってきた値上げがこれで
実質賃金は上がってないだろ!
と言う理由が正にこれなんだよ

日本企業は原材料の高騰分を上乗せするだけの
最小限の値上げで済ましてきたから
だから日本の物価はまだまだ安いわけだけど
このタイプの値上げだと労働者の賃金upにまわせるだけの値上げになってないことは
理屈でもわかると思うんだよ
確かに値上げは微妙にされてきてるけど
でも賃上げには繋がりにくい
これが日本企業がやってきたタイプのせこい値上げであり
実質賃金と言う指標がなかなか上がらない理由の一つでもあるんだよ