彭宇事件
2006年11月20日、南京市のバス停で転倒した徐寿蘭(Xu Shoulan、当時64歳)を発見した彭宇(Peng Yu、当時26歳)が、その老婆を救助し病院まで送り届け、診療費まで建て替えたものの、その後、徐から加害者として訴えられ、損害賠償金13万元を求められた[1]。

裁判では原告の訴えが認められ、徐の損失の4割に相当する4万5876元を10日以内に全額支払うことを命じられた[2]。彭は上訴したものの、2008年3月には1万元の補償金を支払うことで和解している[3]。

判決
「(彭宇が)正義心からの行動なら、老人を助け起こす前にまず犯人を捕まえるはず」「被告は原告を突き飛ばしたことの後ろめたさから病院まで送った」
彭宇を犯人と認定した