>>コンビニの外国人店員はなぜ増えた?

コンビニ店員として外国人が雇われるようになったのは、コロナが流行する前からです。その頃の事情は、「日本人を雇いたいが募集しても来ないからしかたなく」といった声もありました。日本人はなぜコンビニでバイトをしたがらなかったのでしょう。

理由は、条件的に満足できなかったこと。

都道府県ごとに最低賃金の額が定められていますが、コンビニはその最低賃金の額程度の時給であることがほとんどです。つまり、他と比べて安すぎる。これが敬遠された理由です。他にもこちらの望む時間いっぱいに働けない、といった理由もよく聞きました。

他のアルバイトと比較するからこその文句も多く、すぐにやめてしまう日本人も多いと聞きます。条件に関する不満や要望も多く、正直なところ、コンビニオーナーからは「日本人は使いにくい」という声もあったのです。

その点、外国人留学生であれば週あたり28時間という制限があるため、それ以上の時間を望むことは少なく、時給面でも文句を言わずに働いてくれます。日本人より留学生のほうが優秀、との声もあるそうです。