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国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関(WHO)は、
タバコのないオリンピック大会を開催することで協定を結んでいるからです
2002年のソルトレイクシティ大会以降は、毎回オリンピック開催都市に受動喫煙防止法・条例などが新たに制定されてきました。2010年7月21日にはWHOとIOCの間で健康的な生活習慣を推進する同意書が正式に交わされ、この中にも「タバコのないオリンピック大会」を開催することが盛り込まれています。

タバコ規制は国際的な流れ
 受動喫煙対策だけでなく、タバコ会社がオリンピック大会や選手の公式スポンサーになることも禁止されました。タバコの健康への悪影響が医学的・科学的に詳細に解明されてきたことを受け、オリンピックが、その理念に反してタバコ等の不健康な商品の販売促進につながることがないよう配慮されたのです。