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過去の大会とは異なり、選手団はセーヌ川で船に乗って入場行進。途中で雨が降る中、演出では、レディー・ガガら大物歌手が登場。マリー・アントワネットと思われる自分の生首を持った女性が登場したり、ほぼ全裸のアーティストが情熱的に歌うなど、革新的な式典となった。

 このハチャメチャ感に、英国メディア「デーリー・メール」紙は、雨にさらされたことを含め「なんという大惨事。開会式は大混乱に陥った。雨が音楽を覆い、英国選手やゲストは雨具着用を義務付けられ、観客は避難することになった」と報道。さらに演出についても「記憶に残る最悪の開会式だ」などとネット上で酷評する声を伝えた。また同国メディア「エクスプレス」も同様に視聴者からの不評を記し「史上最悪と評されるフランスにとっての悪夢」と報じた。

 またブラジルメディア「UOL」は「開会式は混乱。テレビ用に作られた見世物」と報道。「スタジアムではなかったため、観客が集まらず熱狂が伝わらなかった」と伝えた。

 一方で、スペインメディア「マルカ」は「史上最高のセレモニー。現存するすべての式典の中で最も画期的な式典を開催した」と大絶賛している