【馬術】「バロン西」西竹一さんとは? 旧陸軍軍人で男爵、硫黄島で戦死 1932年金メダル

日本人金メダリスト・西竹一さん 32年ロサンゼルス大会の馬術障害飛越で、愛馬ウラヌスに乗り金メダルを獲得。ロサンゼルス市からは市民栄誉賞が贈られた。旧陸軍軍人で男爵だったことから「バロン西」と呼ばれた。

第2次大戦に従軍、硫黄島の戦いで米軍の投降の呼びかけに応じず、戦死した。米軍から「ロサンゼルスでの名誉は知っている。降伏しなさい」と迫られたが、これを拒否しての戦死。その胸には金メダル時の愛馬「ウラヌス」との写真があったという。