はたして、江村の金髪は“恥ずかしい”のか? 本誌記者は現地の声を聴いてみた。

「たしかにアジア人をバカにする最悪なヤツらもいるけれど、彼らは単にレイシストなのであって、ヘアスタイルを笑っているワケではない。
たぶん、そのアジア人が黒髪でも笑うんだよ。そもそも、そんなクソったれどもに笑われたからって、なんでヘアスタイルを制限しなきゃならないんだ?
大人しく引き下がって言うことを聞いていたら、彼らはずっとバカにし続けるよ」
(現地住民の40代男性、エッフェル塔近くのビストロ店員)

「ヘアスタイルは選んだ個人が決めることで、周りがとやかく言うことじゃない。
人の髪型を裏で笑うような人が本当に実在するなら、それは他人を貶めることでしか快楽を得られない可哀想な生き物ね」
(20代女性、シャンゼリゼ通りのカフェ店員)

記者は他にも現地住民やドイツ人ジャーナリストなど10人に取材を敢行したが、彼らの回答は上記二人と同様だった。