>>51
ヒトラーとナチスが国民大衆の支持を受けるために、意図的に行ったことが「敵を作る」ことであった。ナチスに対する批判勢力を「市民の敵、国民の敵、民族の敵」であるとフレームアップして攻撃することによって、ヒトラー=ナチスの全体支配を正当化していった。それはユダヤ人に対する一貫した敵視にくわえ、まず共産主義者に向けられ、さらに社会主義者、自由主義者に向けられ、場合によっては仲閒にも向けられていった。