パリ五輪の柔道女子70キロ級で金メダルを獲得したバルバラ・マティッチ(29=クロアチア)の父親が、性的暴行の容疑でパリ警察に逮捕された。
フランス紙「パリジャン」など各メディアによると、7月31日にマティッチの試合をスタンドで観戦していた父親は、娘が準々決勝に勝利した際、大会の女性ボランティアの口にキスをした。24歳の女性ボランティアは同意なくキスを強要されたとして告訴。警察は1日になって父親の身柄を拘束した。パリ検察庁も告訴状を受け取ったことを認めたという。
 同紙は「クロアチア選手の父親は、彼女(マティッチ)が戦いに勝ったとき、大喜びし、走り去る前にボランティアの口にキスしたと言われている」と報道。ボランティアは観客を誘導する担当。暴行後、被害女性は柔道整体師の父親が突き飛ばそうとしたことにショックを受け、告訴を決意したと指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cb25aec5eab53787567a93254488f40d497741