高位段への昇段は至難の業
一般的な目安としては、高校の柔道部員であれば初段、大学の柔道部員であれば2段までは容易に取得できるレベル。3段からは難易度がぐっと上がるのが特徴で、五輪選手に3段から5段の選手が多いことからも、その難易度の高さが分かります。2021年(令和3年)の「東京五輪」で金メダルを取った「阿部詩」(あべうた)選手や「ウルフ・アロン」選手は5段。複数の五輪で金メダルを獲得した「谷亮子」(たにりょうこ)選手は、五輪後に功績が評価され、4段から6段への飛び昇段となりました。