https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e4b6dea86060e808ce0d03de18faefc68c914640

人助け指数を算出するにあたってCAFがベースにしているのは、「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」という3項目について、市場調査会社ギャラップが行ったインタビュー調査だが、今回発表された報告書は、2022年に、世界142カ国の147,186人に対して行った調査に基づいている。

 この報告書によると、日本の人助けランキングは調査された142カ国中139位とG7先進国の中ではもちろん、調査されたアジアの国々の中でも最下位である。

 これまでの調査結果を振り返ると、2009年から2018年までの10年間の総合ランキングでは日本は126カ国中107位、2020年の調査では114カ国中最下位、2021年の調査では119カ国中118位と、日本は人助けランキングでは変わらず低迷を続けている。