岸田文雄首相(自民党総裁)は7日、党本部で開かれた憲法改正実現本部の全体会合に出席し、憲法改正に関し、自衛隊明記にも優先して取り組む方針を明らかにした。「憲政史上初の国民投票にかけるとしたならば、緊急事態条項と合わせて自衛隊明記も含めて国民の判断をいただくことが重要だ」と訴えた。

 会合では、議員任期特例の条文化と、自衛隊明記などに関する論点整理を行うための二つの作業部会を新設することを決めた。自衛隊明記などについて、首相は「8月末を目指して議論を加速してほしい」と訴えた。

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