「わたしはにんげんです。ろぼっとではありません」。千葉地裁の法廷で昨年10月、原告席のガーナ人男性(33)が切り出した。
全てひらがなで書かれた陳述書を、片言の日本語でゆっくり読み上げる。

 「はたらけなくなったら、にんげんもすてられるのでしょうか。せいかつほごをみとめてください」

 男性はシアウ・ジョンソン・クワクさん。
生活保護申請の却下取り消しと保護開始を求め、2021年12月に居住地の千葉市を提訴した。

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