これすき

古川@furukawa1917
資本主義者は金さえあれば何でも買えると思っているが、ソ連ではそうはいかない。ソ連には党員専用デパートや作家同盟専用レストランといった特権階級専用の店があり、そこでは一般の店よりよい品物が、一般より安い価格で売っている。つまり特権階級の1ルーブルと一般人の1ルーブルは価値が違う。

古川@furukawa1917
一般人の入れる店ではカロリーだけしか考えてない大変おいしくない料理が出たり、あるいは商品が何もなかったりする。外貨専門店には品物が豊富にあるが、事実上党員と外国人観光客しか入れない。なぜなら一般人が外貨を持っているとスパイ容疑で逮捕されてしまうからである。

古川@furukawa1917
つまりソ連は平等社会とは名ばかりの、実質的な階級社会なのである。大学の入学者も9割は党員枠なので、底辺からのし上がるには、スポーツ選手になるか、マジで超秀才であるか、ゴマをすりまくって党員にしてもらうしかない。仕事など頑張っても意味はない。ソ連とは、希望のない社会なのだ。