常習犯やんけ

藤尾のPK時の水かけを巡っては、5月19日の東京ヴェルディ戦で同様の行為を行った際にインターネット上などで論争が勃発。また6月30日のガンバ大阪ではPKを獲得した直後、給水ボトルを手にする藤尾に対戦相手の選手が止めに入る場面も見られるなど、一つの話題となっている。

 その話題はチーム内でも共有されているようで、この日もPK判定のVARレビューが行われる間、チームメートからボールと給水ボトルが渡されていた。「おもろいなと思いながらリラックスして蹴った」と藤尾。ヒール役を演じる堂々たる振る舞いからはある種の頼もしさも感じさせる。

 藤尾によると、水をかけることによるプレーへの影響は「ないっすよ。全然ないです」とのこと。それでもファン・サポーターからの注目はますます高まる中、「水かけただけですけど、僕自身も沸いてくれたほうが嬉しいし、見てくれる人が楽しめたらなという思いもある」と微笑んだ。