ウクライナ軍の攻撃できのこ雲発生…トヨタ「MIRAI」の水素タンクを利用して爆弾を作っていた

 7月28日、ロシア軍が攻勢を展開しているウクライナ北東部ハルキウ州の小都市ボウチャンスクの空に、まるで核爆発を思わせるきのこ雲が立ち上った。きのこ雲は、核爆発でなくとも、十分に大規模な爆発で急激に形成された高熱の低気圧が上昇する際に形成されるものだ。

故障したトヨタのFCV「MIRAI」から高圧水素タンクを取り外した。MIRAIの水素タンクには1万psi(重量ポンド毎平方インチ)の圧力で5キログラムの水素が貯蔵されている。重量52キロのこのタンクが爆発物とセットで爆発したら、TNT162キログラムに相当する破壊力を持ち、水素爆発は強力な衝撃波と火球、破片、きのこ雲を作り出すことができる。