ワーホリ歴7カ月 せっきーさん(31):
(仕事に就くまで)僕は2カ月ぐらいかかりましたね。130件とかは軽く応募したんじゃないかなと思うんですが、そこから面接に進んだのが3件とかだったので、非常に見つけるのが、僕は苦労したなという感じなんですけど。

ワーキングホリデーを利用して、オーストラリアで生活する23歳のおじゅんさんも、渡航者が増えている中、英語力の差で他の国から来た外国人よりも仕事を見つけるのが難しいといいます。

ワーホリ歴約1年 おじゅんさん(23):
本当に冗談抜きでオーストラリアの仕事探しは、だいぶ今厳しいですね。僕も本当にギリギリだったので、これが本当に一歩タイミングでもミスれば日本帰っていたかもしれないので。

中には、ようやく仕事に就けたものの、2時間でクビになってしまったという人も…。

ワーホリ歴1年8カ月 のこたびさん(30):
私は未経験で応募しているので、それは向こうも分かっているはずだと思うんですけど、何も教えてもらえなかったんですね。「ここではうまくやっていけないと思う」と言われてクビでした。ほんの2、3時間やっただけで「もう帰っていいよ」みたいな。
家探しも難しくて、応募しても返事が来ない。何戸も数を当たって、ゲットしにいかないといけないという感じでした。
本当に少ないものを大人数が取り合うような、最初は(1部屋)8人だったんですね。8人もいると知らないで入居したんですよ。その後どんどん人が増えていって、部屋を分割されはじめて、最終的に12人になってしまった。

今年2月時点で、オーストラリアの賃貸空室率は、わずか1%。そもそも空いている部屋自体が少ない上に、英語での契約が難しく、のこたびさんは3LDKのマンションで、他の国から来た12人と共同生活を送っていたといいます。

去年10月、“お金稼ぎ”を目的にオーストラリアにきたという北山さんは、英語がわからなくても 比較的働きやすい「ファーム」と呼ばれる農場で始めましたが…。