年末の大赤字が駄目だったか…


決算説明会で第3四半期末に想定を下回った台数分の販売価格と製造原価の差(逆ザヤ)の評価損300億円を計上したと,十時氏はコメントしていたので,実際にはもう少し多いことになる。
 この評価損を計上したということは,PS5の499ドル,6万6980円現状の価格では,採算が取れていないのである。

2023年末の状況を整理すると

(1)PS5は材料費の高騰で逆ザヤ
(2)販売が想定を大幅に下回ったことで,在庫水準は高い
(3)値引きをしてもPS4以下の販売(着荷)台数。

と言うことになる。