19年9月から翌年2月までの間に、裁判になっている医療過誤症例を含めて計8件の医療事故に関与。
医療過誤の被害患者と家族から21年8月に提訴され、同月末で依願退職した。
現在は大阪府吹田市内の医療機関で救急医として勤務している。

 約6か月半の間に8件の医療事故が起きたことについては、
「在任中に執刀した症例は50例。50例中8件というのは救急患者を中心に診ている脳外科医なら、それほど悪い成績とは思っていない」
と述べた。

訴訟になっている以外の医療事故7件については
「偶発症や合併症、誰が執刀しても起こり得るもの、そもそも私が重要な部分をやっていないものも含まれている。すべて私の原因とされるのは違うと思う」
と責任を否定。

また、赤穂市民病院に着任する以前に頭部の手術でドリルを使った経験があったことを挙げ、
「技量不足は否めないが、(脊椎手術を)やってはいけないほどではない」
と語った。

 今後の医師としての身の振り方を問われると、
「外科医としてはメスを置いたつもり」
と外科的手術からの「引退」を宣言。

自身がモデルと噂されるウェブ漫画『脳外科医 竹田くん』について自ら触れ、
「殺人鬼とか、とんでもない医者とかの風評を立てられているが、まったくの事実無根。客観的事実により公正公平な判断をお願いしたい」
と裁判所に要望した。

www.ako-minpo.jp/smp/news_18271.html