全国的にコメ不足が広がる中、日本一の生産量を誇る新潟県内でも10日、上越地区で収穫したばかりの新米が盗まれる被害が確認された。

 県警捜査3課などによると、60代の男性生産者から10日朝、「作業小屋に保管していたコメが盗まれた」と相談があった。9日夕から10日午前5時半ごろの間に、コシヒカリの玄米が入った3袋(計90キログラム)が盗まれたという。

 県内で今年の新米の盗難被害が確認されたのは初めて。まもなくコシヒカリの出荷が最盛期を迎えるため、県警は、農家らにコメを保管する倉庫の施錠の徹底や防犯ライトの設置の検討などを呼びかけている。

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