負の性欲があるから生理的に無理な男とはそもそも仲良くなろうとは思わなくて当たり前なんやで


「負の性欲」モデル
「負の性欲」モデルでは、「性的に結合したい」という欲望だけを性欲と捉えるだけでなく、「性的に結合したくない」という欲望も性欲と捉える。前者は「正の性欲」であり、
後者は「負の性欲」であるとされる。性愛における求愛行動と拒絶行動は生殖戦略に動機付けられているという点でどちらも等しく性欲に根源があり、その意味は本質的に同一であるというモデルを構築している。

「負の性欲」モデルが依拠しているとされる生物学における性淘汰モデルのうち配偶者選択(後に詳述)においては、オスは自分の遺伝子を拡散することにインセンティブを持つ一方で、
メスはより強い遺伝子を選別することにインセンティブを持つという動物行動学の通説がある。

この動物行動学の理論を「負の性欲」モデルに当てはめた場合、強い遺伝子の選別を遂行する力の大きさ、転じて相手に生理的嫌悪感を抱く力の大きさが負の性欲の大きさと正比例すると考えられるため、
女性による弱い男性に対する生理的嫌悪感が負の性欲と関連付けられている。