なぜ、こんな人違いが起きてしまったのか。理由は単純で、弁護士が割り出しのために調べた電話番号の契約者が変わっていたのである。

問題の書き込みがあったのが’22年10月。本間さんが当該の電話番号をKDDIで契約したのは、書き込みから1年以上経過した’23年12月。つまり、弁護士の手元に情報開示の結果が届いたときには、<A>はすでに電話を解約しており、その電話番号は新たな契約者である本間さんとなっていたのだ。

(怖)