私「ごめん、さすがに家にはあげられないよ。地図?Googleマップ開こうか?」

男児「いやでも、地図が…屋根が…家にあげてくれれば…(ずっと必死に玄関の方に行こうとしてる)」

私「ごめん無理だよ、もう帰ってください」(道路側へと促す)

男児「すみません、もう一回だけこっち来てください!」  

(玄関側に来るよう促される)
男児「僕、恋愛とか未経験なんです、キスだけでいいからしてくれませんか?」

この瞬間に頭を殴られたような衝撃で目の前の景気と男児の顔がグニャッと歪んだ。
自分の子のよう庇護した相手が得体のしれない気持ち悪い生き物に見えた。

私「あなたそれあり得ないよ。早く帰りなさい!!!」

これが精一杯だった。あのしつこさ、部屋まで追ってくるのでは?と走って家に入った。

ものすごく混乱したが、ターゲットが幼い女の子へと変わったら?彼は毎日学校で女の子をどんな目で見て何を考えて過ごすのか?と不安になり通報。