清太と節子は放映当時から現代までの子供たちの人物像が投影された、現代人的な視点を持ったキャラ
だからどうにもこの二人は戦時下には不釣り合いな浮世離れした感じがある
防災ずきん嫌がったり、これが空襲の後の黒い雨かと言ったりするが、この時見る側の人々と認識がリンクしている
だからオルガンで遊んでたら西宮の叔母さんに叱られたり、母の形見の着物を売る様を不快に感じるのは当然のこと
んでこの二人が全体主義社会から急激に自由な社会になる世の中に抗って、二人だけの理想の家族を作ろうとするけど失敗してどんどん社会から取り残されて悲劇の結末を迎えるってお話

>>442
高畑勲はそんなこと言ってないけどね
岡田斗司夫は見る人が俯瞰的に考えられる作品と言ってはいたが