C・ロナウドと交流した経緯について尋ねると、現在所属しているサウジアラビア1部アル・ナスルでの試合後、カメラが1台も回っていない環境下で対面する機会を得たという。

「まず面食らったのが、夜23時に試合が終わった時に、ホテルに戻り、備え付けのジムを貸し切って、2時間走っていたんですよ。それが当たり前だと考えている。話を聞くと、自宅でも24時間テレビがつけっぱなしで、常にサッカーの映像が流れていると言っていて、友人と話していても、気になるプレーが流れたら『ちょっと待って』と、そのプレーを止めて確認するというのが日常なんだと。当たり前の基準を、常人ではたった1日でも続けられない領域に設定している。野球の大谷翔平さんも、当たり前の基準が誰にも真似できないと聞くが、彼らはそれを苦と思っていない」